【3月20日 Xinhua News】ボルボ・カーズアジア太平洋地域本部が18日、中国上海市嘉定(Jiading)区に完成し、運営を開始した。同本部は、ボルボが中国を核にアジア太平洋市場に継続的に注力する象徴的な存在となる。

 同本部の総面積は約20万平方メートルで、ボルボ・カーズアジア太平洋地域およびアジア太平洋地域研究開発センター・設計センターなどの機能を備えている。

 ボルボ・カーズグループのグローバル上級副総裁で、アジア太平洋地域総裁兼最高経営責任者(CEO)の袁小林(Yuan Xiaolin)氏は、「アジア太平洋地域本部の完成と運営開始はボルボ・カーズが中国を中核としたアジア太平洋地域市場で発展を続ける重要な里程標で、本部の優位性を十分に発揮し、アジア太平洋地域における強大で体系的な機能の構築を推進し、着実かつ急速な発展を実現するだろう」と述べた。

 ボルボ・カーズの2018年の中国における販売台数は、前年比14.1%増の13万593台に達し、5年連続で販売記録を更新した。(c)Xinhua News/AFPBB News