【3月14日 AFP】テニス、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2019)は13日、女子シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)の18歳ビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)が大会第20シードのガルビネ・ムグルサ(Garbine Muguruza、スペイン)に6-0、6-1で完勝し、準決勝進出を決めた。

 世界ランキング60位のアンドレスクは、躍進を果たしている今シーズンの勢いをそのままに、四大大会(グランドスラム)通算2勝のムグルサを相手に試合開始から9ゲームを連取するなどわずか52分で勝利。決勝に残ったASBクラシック(2019 ASB Classic)、そして4強に入ったメキシコ・オープン(Abierto Mexicano TELCEL Presentado Por HSBC 2019)に続き、準決勝に進むのはこれが今季3度目。

 アンドレスクは「とにかく全力を尽くし、攻撃的にいった」「相手が誰であるかは意識しなかった」「そうすることがとても役に立った。サービスゲームで自分が有利になれたし、逆に彼女のきょうのサーブはそれほど良くなかったから、それもうまく生かせた」と語った。

 今季を152位でスタートさせたアンドレスクは、トップ40入りに近づいている。

 一方のムグルサは、全体的なクオリティーでアンドレスクが圧倒的に上回っていたと述べた。「彼女が常に高いレベルでプレーし続けていたから、状況を好転させる方法をなかなか見つけられなかった」

 アンドレスクは準決勝で、マルケタ・ボンドロウソバ(Marketa Vondrousova、チェコ)を4-6、6-4、6-4で下した第6シードのエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)と対戦する。(c)AFP/Rebecca BRYAN