【3月11日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは10日、第30節の試合が行われ、ホームのアーセナル(Arsenal)がマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)に2-0で勝利した。ユナイテッドにとっては、オレ・グンナー・スールシャール(Ole Gunnar Solskjaer)暫定監督の就任後では国内初黒星となった。

 グラニト・ジャカ(Granit Xhaka)のゴールで序盤に先制し、69分にはピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)のPKでリードを広げたアーセナルは、これでユナイテッドを上回り4位に浮上した。

 ウナイ・エメリ(Unai Emery)監督が率いるアーセナルは、3位のトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)にも1ポイント差に迫っており、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)の出場権争いで優位に立った。

 アーセナルはプレミアリーグの残り8試合で上位6チームと対戦することはないが、一方のユナイテッドはチャンピオンズリーグやFAカップ(FA Cup 2018-19)での戦いを残しているほか、リーグ戦でも優勝を狙うマンチェスター・シティ(Manchester City)やチェルシー(Chelsea)とのホームゲームを控えている。

 ユナイテッドのスールシャール暫定監督は「失望する結果だが、パフォーマンスは良かった」「どんな時でも最初のゴールが試合の行方を左右する。われわれも好機をつくったし、シュートがポストとクロスバーを2度たたくなど大きなチャンスがあったが、相手GKのベルント・レノ(Bernd Leno)も良いプレーを見せた」と振り返り、「必要以上に落胆すべきではない」と続けた。(c)AFP