【3月27日 CNS】中国・東方航空(China Eastern Airlines)の若き女性パイロット邵木楠(Shao Munan)さんにとって、2月は特別な月となった。

 操縦席の窓ガラスの形状から「サングラスマン」という愛称をもつA350機は、幅広の機体を持つ最新鋭旅客機だ。邵さんは春節(旧正月、Lunar New Year)の旅客輸送で、同機の国際線初飛行の任務に就き、上海とドイツ・フランクフルト間の4往復を、忙しくまた充実した気持ちで遂行したのだ。

 邵さんは南京航空航天大学(Nanjing University of Aeronautics and Astronautics)で航空理論を学んだのち、米国の操縦士訓練学校であるヒルズボロアビエーション(Hillsboro Aviation)で飛行技術を学び、14年5月から東方航空上海飛行部配属となった。その後、A320機、A330機などの搭乗経験を経て、ようやくA350機の操縦を任されるようになった。(c)CNS/JCM/AFPBB News