【3月7日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は6日、決勝トーナメント1回戦第2戦が各地で行われ、ホームのFCポルト(FC Porto)は延長戦の終了間際にビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)判定で得たPKをアレックス・テレス(Alex Telles)が決めてASローマ(AS Roma)に3-1で勝利し、2戦合計スコア4-3で8強入りした。

 ポルトは26分、フランシスコ・ソアレス(Francisco Soares)のゴールで先制するも、前半終了前にはダニエレ・デ・ロッシ(Daniele De Rossi)にPKを決められ同点に追いつかれた。それでもポルトは後半、ムサ・マレガ(Moussa Marega)の欧州カップ戦で6試合連続となるゴールで勝ち越し、合計スコアで並んだ。

 延長戦も終盤に差し掛かり、このまま試合はPK戦での決着になるかと思われたが、ポルトは117分、フェルナンド(Fernando Francisco Reges Mouta)がアレッサンドロ・フロレンツィ(Alessandro Florenzi)に引っ張られると、VARの検証の末にPKを獲得。これをテレスが確実に決めた。

 テレスは「僕だけではなく、チーム全員で決めたPKだ。エスタディオ・ド・ドラゴン(Estadio do Dragao)が満員だったから、落ち着いてプレーできた。非常に大きな力になった」とコメントした。

 一方、ローマのキャプテンを務めるデ・ロッシは、伊スカイ・スポーツ(Sky Sport Italia)に対し「その経緯が納得しがたかったとしても、受け入れなければならない」と話した。(c)AFP