【3月3日 AFP】18-19イングランド・プレミアリーグは2日、第29節が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)とアーセナル(Arsenal)のノースロンドンダービーは1-1の引き分けに終わった。

 試合はアーセナルが前半にアーロン・ラムジー(Aaron Ramsey)のゴールで先制したが、トッテナムは74分にハリー・ケイン(Harry Kane)が議論を引き起こす判定で得たPKを沈めて追いついた。公式戦3連敗を免れた3位トッテナムは、トップ4争いをする5位アーセナルとの勝ち点差4を維持した。

 バーンリーFC(Burnley FC)とチェルシー(Chelsea)に敗れ、公式戦2連敗中のライバルにさらに痛手を負わせるチャンスを手にしていたアーセナルだったが、ピエール・エメリク・オーバメヤン(Pierre-Emerick Aubameyang)が終盤の決定機をふいにした。オーバメヤンはPKをウーゴ・ロリス(Hugo Lloris)にセーブされると、続くチャンスはヤン・フェルトンゲン(Jan Vertonghen)の見事なディフェンスに阻まれた。

 トッテナムを指揮するマウリシオ・ポチェッティーノ(Mauricio Pochettino)監督は試合後、「ロリスのセーブは最大のプレゼントだった。負けに値しない出来だったのでとても満足している。われわれは相手より良かったので、こういう試合で負けてしまっては面目が立たない」と話し、オーバメヤンのPKを阻止した守護神ロリスを称賛した。(c)AFP/Kieran CANNING