【2月27日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2019)は26日、男子シングルス1回戦が行われ、ガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)は6-3、4-6、6-0で大会第3シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を撃破し、初戦を突破した。

 膝の負傷で今季はこれがまだ出場2大会目と、スロースタートのシーズンとなっているチリッチに対し、今月のABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2019)を制して絶好調で今大会を迎えたモンフィスは、第3セットを一気にものにして勝利を収めた。

 モンフィスは「ドローは少しアンラッキーだと思っていた。マリンは1回戦で当たるには非常にタフな相手だ」「だけど準備はできていたし、きょうの戦い方、プレーは自分でも気に入っている。特に第2セットを失った後の立て直し方が良かった」とコメントした。

「チームと一緒に、集中を保つことに日々取り組んでいる。自分のテニスにしっかり集中していれば、自然と仕事にも集中できる」

 モンフィスは2回戦で、モハメド・サフワット(Mohamed Safwat、エジプト)に4-6、6-3、6-4で勝利したマルコス・バグダティス(Marcos Baghdatis、キプロス)と対戦する。一方のチリッチは、第4シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov、ロシア)や第7シードのミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)に続く有力選手の敗退となった。

 また、この日は第8シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev、ロシア)も3-6、3-6で予選勝者のリカルダス・ベランキス(Ricardas Berankis、リトアニア)に敗れて大会から姿を消している。

 前週にオープン13(Open 13 Provence 2019)を制している第5シードのステファノス・チチパス(Stefanos Tsitsipas、ギリシャ)は6-4、3-6、6-3でマシュー・エブデン(Matthew Ebden、オーストラリア)に勝利。大会準優勝2回のベテラン、トマス・ベルディハ(Tomas Berdych、チェコ)は6-4、4-6、7-6(7-4)でイリヤ・イヴァシュカ(Ilya Ivashka、ベラルーシ)を退けて辛くも初戦を突破した。(c)AFP/Bill SCOTT