【2月27日 AFP】米大リーグ(MLB)、コロラド・ロッキーズ(Colorado Rockies)のノーラン・アレナド(Nolan Arenado)三塁手が、8年総額2億6000万ドル(約287億円)の内容でチームと契約延長に合意したと米複数メディアが26日に報じた。

 米紙USAトゥデー(USA Today)によると、2026年までとなっているアレナドの契約には3年後にオプトアウトできる条項が含まれている。

 新契約での年俸は3250万ドル(約36億円)と報じられており、正式に決定すれば、デトロイト・タイガース(Detroit Tigers)に所属するミゲル・カブレラ(Miguel Cabrera)の同3100万ドル(約34億円)を抜き、MLBの野手の中では最高額となる。

 現在27歳のアレナドは直近4年で1シーズン平均40本塁打、126打点をマークし、ロッキーズの2年連続のポストシーズン進出に貢献。また三塁手としても、デビューから6シーズン連続でゴールドグラブ賞(Gold Glove)を獲得している。

 今回の契約に関してロッキーズから正式な発表はないが、アレナドはUSAトゥデーに対し、残留できて幸せだと話している。

「ここは最高の場所だ」「居心地が良くて本当に楽しい。監督、選手のことは良く知っているし、このチームには親友も何人かいる」「僕はこのチームで育ったから、ある意味でわが家のように感じている。チームの形勢が変わってから、ずっとここにいるし、とても良い気分だ」「僕はチームの変化の一部だった。誰しもずっといる場所で勝ちたいものだ」 (c)AFP