【2月25日 AFP】ラグビーシックスネーションズ(Six Nations Rugby 2019)は24日、第3節の試合が行われ、前回王者アイルランドが26-16でイタリアに逆転勝ちした。ホームで敗れたイタリアは、同大会20連敗となった。

 イタリアはエドアルド・パドバーニ(Edoardo Padovani)とルカ・モリシ(Luca Morisi)のトライに加え、トンマーゾ・アラン(Tommaso Allan)の2本のペナルティーで前半を16-12とリードして折り返した。

 しかし、アイルランドは後半にキース・アールズ(Keith Earls)とコナー・マレー(Conor Murray)のトライで逆転。前半にも2トライを記録していたことで、ボーナスポイントを獲得して勝利をつかんだ。

 アイルランドを率いるジョー・シュミット(Joe Schmidt)ヘッドコーチ(HC)は「思い描いていたようなプレーができなかったので、安堵(あんど)感がある」「チャンスをつくれなかったし、好機があった時も最大限に生かせなかった。ハーフタイム前のようなミスが多かった」と語った。

「落ち着きを保ち、勝利と5ポイントを確実に手にするために必要なプレーをした選手たちを誇らしく思う」「きょうの試合、特に後半に失点をしないためには、あれこそが必要としていたものだ」

 一方、敗れたイタリアは次戦、シックスネーションズで2015年以来の勝利を目指してイングランドと対戦する。

 チームを率いるコナー・オシェイ(Conor O'Shea)HCは「われわれは山を登っている最中」「とにかく前進を続けないといけない。きょうは故障者が出たが、何人か復帰する予定の選手もいる。気持ちを切り替え、イングランド戦に向けて準備する」と話した。(c)AFP/Emmeline MOORE