【2月21日 AFP】イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティ(Manchester City)を率いるジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督は20日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)のシャルケ04(Schalke04)戦で、ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)が判定に介入したことに異論はないと主張した。

 シティは前半のうちに二つのPKをシャルケに与えたが、その一つ目の場面では、ニコラス・オタメンディ(Nicolas Otamendi)にハンドがあったかについて主審とVARが交信を行い、最終的な判定が下るまで長い中断があった。

 VARによる映像の確認で試合が約3分間ストップした理由について、英スカイ・スポーツ(Sky Sports)は、技術的な問題が発生したため主審のカルロス・デル・セロ・グランデ(Carlos del Cerro Grande)氏が、オンフィールドレビューをできなかったからだと報じている。

 オタメンディは後半に2枚目のイエローカードを受け退場となったが、シティは試合終了間際にリロイ・ザネ(Leroy Sane)とラヒーム・スターリング(Raheem Sterling)がゴールを決めると、1-2の状況から逆転勝利を収めた。

 シティのグアルディオラ監督は「そう思う。両方ともPKだった。私はVARを信頼している」とコメントした。「私は言い争うこともあるが、今回はしない。どちらもPKだった」

 しかし、ドイツ・ブンデスリーガ1部で14位に沈んでいるシャルケを下したシティのグアルディオラ監督は、チームが史上初となる欧州制覇を遂げるためには、大幅に改善しなければならないと警告した。

「素晴らしい結果だった。この大会ではあまり良くないが、二つのPKを与え退場者まで出した。われわれは今後のラウンドで戦うための準備がまだできていない。しかし、結果は良いものだった」

「チームは良いプレーをみせたが、簡単にボールを失うことが何度かあり、それはこの大会では許されないこと」「選手たちは信じられないような個性を発揮した。相手に何もさせていなかった時に2点を奪われた」 (c)AFP