【2月20日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)は19日、決勝トーナメント1回戦第1戦が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)は敵地でオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)と0-0で引き分けた。

 バルセロナは後半、ルイス・スアレス(Luis Suarez)のシュートがポストをかすめるなど、グルパマ・スタジアム(Groupama Stadium)で多くのチャンスを手にしたが、試合を通じてゴールに最も近づいたのはリヨンで、マーティン・テリエ(Martin Terrier)が序盤に放ったシュートはクロスバーに阻まれた。

 敵地でまたしてもフラストレーションがたまる結果となったバルセロナは、ここ3年間に行われたチャンピオンズリーグ決勝トーナメントのアウェーゲームで6戦未勝利となり、この間に1ゴールしか挙げられていない。

 レアル・マドリード(Real Madrid)の連覇を阻止することを目指しているバルセロナは、来月13日に本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)で行われる第2戦で勝負を決めなければならなくなったが、リヨンにも可能性は十分に残されている。

 直近の公式戦5試合で4戦がドローに終わり、ここ3試合ではPKによる1点しか挙げられていないバルセロナは調子を上げる必要がある。

 バルセロナのエルネスト・バルベルデ(Ernesto Valverde)監督は、「良いサッカーをみせたが、シュートは枠内に飛ばさなければならず、われわれはそれができなかった」とコメントした。「正しい方向に進んでいるが、試合の行方はまだ分からない。ホームのサポーターの前で勝利を目指す」

「結果には満足していないが、チームが演出したものやパフォーマンスについては喜んでいる」「得点は奪えなかったが、そういう時もある。チャンピオンズリーグでは敵地で勝利するのは簡単ではない」 (c)AFP/Andy SCOTT