【2月21日 AFP】米カリフォルニア州ハリウッドで24日に行われる第91回アカデミー賞(Academy Awards)授賞式。主要部門にノミネートされた作品や俳優、監督を図解でまとめた。

 1970年代のメキシコ市を舞台にした『ROMA/ローマ(Roma)』と、オフビートな宮廷絵巻が繰り広げられる『女王陛下のお気に入り(The Favourite)』が、共に最多となる10部門にノミネートされた。『アリー/ スター誕生(A Star Is Born)』、ディック・チェイニー(Dick Cheney)米元副大統領の伝記映画『バイス(Vice)』がそれぞれ8部門で候補となっている。

 主要8部門のノミネートは以下の通り。

<作品賞>
『ブラックパンサー(Black Panther)』
『ブラック・クランズマン(BlacKkKlansman)』
『ボヘミアン・ラプソディ(Bohemian Rhapsody)』
『女王陛下のお気に入り』
『グリーンブック(Green Book)』
『ROMA/ローマ』
『アリー/ スター誕生』
『バイス』

<監督賞>
スパイク・リー(Spike Lee) 『ブラック・クランズマン』
パヴェウ・パヴリコフスキ(Pawel Pawlikowski) 『COLD WAR あの歌、2つの心(Cold War)』
ヨルゴス・ランティモス(Yorgos Lanthimos) 『女王陛下のお気に入り』
アルフォンソ・キュアロン(Alfonso Cuaron) 『ROMA/ローマ』
アダム・マッケイ(Adam McKay) 『バイス』

<主演男優賞>
クリスチャン・ベール(Christian Bale) 『バイス』
ブラッドリー・クーパー(Bradley Cooper) 『アリー/ スター誕生』
ウィレム・デフォー(Willem Dafoe) 『永遠の門 ゴッホの見た未来(At Eternity's Gate)』
ラミ・マレック(Rami Malek) 『ボヘミアン・ラプソディ』
ヴィゴ・モーテンセン(Viggo Mortensen) 『グリーンブック』

<主演女優賞>
ヤリッツァ・アパリシオ(Yalitza Aparicio) 『ROMA/ローマ』
グレン・クローズ(Glenn Close) 『天才作家の妻 -40年目の真実-(The Wife)』
オリヴィア・コールマン(Olivia Colman) 『女王陛下のお気に入り』
レディー・ガガ(Lady Gaga) 『アリー/ スター誕生』
メリッサ・マッカーシー(Melissa McCarthy) 『Can You Ever Forgive Me?(原題)』

<助演男優賞>
マハーシャラ・アリ(Mahershala Ali) 『グリーンブック』
アダム・ドライヴァー(Adam Driver) 『ブラック・クランズマン』
サム・エリオット(Sam Elliott) 『アリー/ スター誕生』
リチャード・E・グラント(Richard E. Grant) 『Can You Ever Forgive Me?』
サム・ロックウェル(Sam Rockwell) 『バイス』

<助演女優賞>
エイミー・アダムス(Amy Adams) 『バイス』
マリーナ・デ・タビラ(Marina de Tavira) 『ROMA/ローマ』
レジーナ・キング(Regina King) 『ビール・ストリートの恋人たち(If Beale Street Could Talk)』
エマ・ストーン(Emma Stone) 『女王陛下のお気に入り』
レイチェル・ワイズ(Rachel Weisz) 『女王陛下のお気に入り』

<外国語映画賞>
Capernaum(原題)』(レバノン)
『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド)
Never Look Away(原題)』(ドイツ)
『ROMA/ローマ』(メキシコ)
『万引き家族(Shoplifters)』(日本)

<長編アニメーション賞>
『インクレディブル・ファミリー(Incredibles 2)』
『犬ヶ島(Isle of Dogs)』
『未来のミライ(Mirai)』
『シュガー・ラッシュ:オンライン(Ralph Breaks the Internet)』
『スパイダーマン:スパイダーバース(Spider-Man: Into the Spider-Verse)』

(c)AFP