【2月14日 AFP】イタリア・セリエAに所属するナポリ(SSC Napoli)の弁護士は13日、キャプテンを務めるマレク・ハムシク(Marek Hamsik)が、中国スーパーリーグ(1部)の大連一方(Dalian Yifang)に加入したと明かした。

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 同弁護士は伊ラジオ・キス・キス(Radio Kiss Kiss)に対し「ハムシクは今晩、午後8時30分(現地時間、日本時間14日午前4時30分)から大連一方の選手になる」と語った。

 現在は生まれ故郷であるスロバキアのバンスカービストリツァ(Banska Bystrica)に滞在しているハムシクは、15日に中国入りするという。

 ナポリは当初、ベルント・シュスター(Bernd Schuster)監督が率いる大連一方との間で合意に至った移籍金の「支払い方法」に問題が生じたため、この契約を延期すると発表していた。

 しかし、伊紙ガゼッタ・デロ・スポルト(Gazzetta dello Sport)は13日、再交渉の末、2000万ユーロ(約25億円)の移籍金は分割して支払われることになったと報道。500万ユーロ(約6億2500万円)はすぐに、残りの1500万ユーロ(約18億7500万円)は1年以内に支払われるという。

 3年契約を結ぶハムシクの年俸は、現在の3倍となる900万ユーロ(約11億円)になると伝えられている。(c)AFP