【2月12日 AFP】イングランド・フットボールリーグ2(4部)のオールダム・アスレチック(Oldham Athletic)は11日、プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)やイングランド代表で活躍したポール・スコールズ(Paul Scholes)氏を新監督に任命したと発表した。

 ユナイテッド一筋で現役時代を過ごした44歳のスコールズ氏は、これまで正式に監督を務めた経験がなく、少年時代に応援していたオールダムで指揮を執ることになった。

 かつてはプレミアリーグにも所属したものの、現在はリーグ2の中位につけているオールダムは「1年半の契約で、サッカー界のレジェンドであるスコールズ氏を新監督に迎えたことを発表でき光栄だ」と記している。

 一方のスコールズ氏はクラブの公式サイトで「この上なく幸せだ」「時間がかかった。現役を引退した時から監督就任に向けた話し合いは間違いなくあった」とコメントした。

「これまでは準備が整っていなかった。この6年間に監督に就任するかもしれないタイミングが3、4度はあったが、完全な準備ができていなかった」

 デビッド・ベッカム(David Beckham)氏やライアン・ギグス(Ryan Giggs)氏とともに、ユナイテッドの有名な「92年組」の一人であるスコールズ氏は、オールダムのファンを楽しませたいと続けた。

「オールダムにはアグレッシブになって、何よりもまず勝利することに集中してほしい」「毎週勝てるわけではないことは分かっているが、勝利を期待してすべての試合に臨む」 (c)AFP