【1月29日 CNS】2018年中に微信(ウィーチャット、WeChat)のプラットフォーム上でデマ情報として遮断された情報は約8万4000件に上ることがわかった。騰訊(テンセント、Tencent)がこのほど発表した「2018年インターネット・デマ管理報告」で明らかにした。「デマ情報」であることを指摘した文章の閲覧総数は、のべ11億回に上った。

 2018年にデマ情報の最大の「被災区」とまで言われたのが、食品安全、医療健康や社会生活の分野だ。「ホウレンソウと豆腐を一緒に食べると結石ができる」「タマネギが風邪ウイルスを殺す」など、健康に関する話題でデマが特に多かった。

 現在、ウィーチャットの公式プラットフォームに登録されているアカウントは2000万件以上で、企業経営者にとっては自社発展のための重要なツールになっている。

 ウィーチャットのデータによると、政府関連やメディア系の公式サイトのフォロワー数は35億人に達し、ウィーチャットユーザーは平均すると1日に政府関連の2~3アカウントとメディア関連のアカウント一つをフォローしているという。(c)CNS/JCM/AFPBB News