【2月7日 CNS】中国・内モンゴル(Inner Mongolia)卓資県(Zhuozi)飲牛溝村(Yinniugou)生まれの趙建芳(Zhao Jianfang)さんは、重度の脳性まひ患者だ。幼い頃に高熱を出し、治療困難な後遺症が残った。

 以来、両手は自由に使えず、足を使って字を書くことが唯一の、他者とのコミュニケーション手段だ。

 20歳のころから5年の歳月を経て、自宅自習で小・中学校の全課程を修了。その間に日記や散文を書き続けた。努力を重ねて作家になる夢を抱いている。趙さんが書いた25万字の自伝形式の文学作品「運命への挑戦 現代のパーベル・趙建芳の軌跡」も2017年末に出版されている。(c)CNS/JCM/AFPBB News