【12月18日 AFP】ラグビー南アフリカ代表は17日、来年のW杯日本大会(Rugby World Cup 2019)に向けた最後の前哨戦として、同9月6日に埼玉で日本代表と対戦すると発表した。3年前に行われた前回大会のプールステージでは、日本が南アフリカを34-32で破る大会史上最大の番狂わせを演じた。

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 スプリングボクス(Springboks、南アフリカ代表の愛称)のラシー・エラスムス(Rassie Erasmus)ヘッドコーチ(HC)は、「これはチームにとって、W杯に備えるための絶好の機会になる」「現地の気候やその他の条件に慣れるためにも、ブレイブブロッサムズ(Brave Blossoms、日本代表の愛称)とプレーする機会は本当に有り難い」と述べた。

 南アフリカは、2ラウンドから1ラウンドに短縮された来年の南半球4か国対抗戦、ザ・ラグビーチャンピオンシップ(The Rugby Championship 2019)でニュージーランド、オーストラリア、アルゼンチンと対戦した後、再びアルゼンチンとのテストマッチに臨んでから日本に遠征する予定となっている。

 スプリングボクスは世界ランク5位の強豪で、W杯では王者オールブラックス(All Blacks、ニュージーランド代表の愛称)を倒す可能性がある国の一つと見られている。プールステージではニュージーランドと同組に入っており、この2チームがイタリア、ナミビア、そしてカナダを退けて8強入りを果たすと予想されている。

 母国開催となった1995年と、2007年にW杯を制している南アフリカだが、2015年大会は準決勝でニュージーランドに惜しくも敗れた。(c)AFP