【12月18日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)決勝トーナメント1回戦の組み合わせ抽選会が17日、スイス・ニヨン(Nyon)で行われ、欧州制覇を5度経験しているリバプール(Liverpool FC)とバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)の両者が激突することになった。

 他のカードでは、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)がパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)と、レアル・マドリード(Real Madrid)がアヤックス(Ajax)と、FCバルセロナ(FC Barcelona)がオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)とそれぞれ対戦する。

 同大会の常連であるリバプールとバイエルンの一戦では、リバプールのユルゲン・クロップ(Juergen Klopp)監督が、当時ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)を率いていた2013年大会の決勝で敗れた相手と母国で顔を合わせることになった。

 前回大会ファイナリストのリバプールの方が現在は好調であり、イングランド・プレミアリーグで首位に立っている。対するバイエルンは今季のドイツ・ブンデスリーガ1部で、その高い基準に遠く及ばない戦いぶりとなっている。

 バイエルンのハサン・サリハミジッチ(Hasan Salihamidzic)スポーティング・ディレクター(SD)は、リバプールとの対戦について「プレミアリーグ首位の乗りに乗っているチームだ。彼らは本当に良いサッカーをしていてフィジカル的にも強く、非常に向上している。楽しみだ」と話している。「手ごわい相手だが、選手としては楽しみな試合になる」

 一方、クロップ監督はバイエルンとの試合について「難しく、興味深い試合になるだろう。楽しみにしている」とコメントした。

 他のカードでは、ジョゼップ・グアルディオラ(Josep Guardiola)監督が率いるマンチェスター・シティ(Manchester City)がシャルケ04(Schalke04)と、2014年と2016年に準優勝しているアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)がクリスティアーノ・ロナウド(Cristiano Ronaldo)を擁するユベントス(Juventus)と顔を合わせることになった。

 ユベントスのパベル・ネドベド(Pavel Nedved)副会長は、「ゴールがほとんど生まれない難しい一戦になる」と予想した。「クリスティアーノがこの大会の主役であることに疑いはない。ゴールと勝利で、彼はそれを常に証明してきた。ユベントスには十分な力があるから、われわれは落ち着き、自信を持っていい」