【11月29日 MODE PRESS WATCH】米コロラド州のデンバー美術館(Denver Art Museum)にて展覧会『Dior: from Paris to the World(ディオール:パリから世界へ)』が開幕した。会期は、2019年3月3日まで。

 ディオール オートクチュール クリエイションの70年以上の歴史にオマージュを捧げ、創業者の旅する魂と未来を予見するセンスを彷彿させる本展。「パリのクチュリエとして、フランスの女性たちの要望だけでなく、全世界の女性たちの要望を知る必要がありました」とクリスチャン・ディオールは自身の回想録に記している。

 フロランス・ミュラー(Florence Muller)がキュレーターを務める本展では、180点以上のオートクチュール モデル、アトリエが手掛けた25の生地、写真、ビデオ、未発表フィルム、スケッチ、フレグランス&メイクアップに関する200点近くのアクセサリーやオブジェを展示。時代を巡る魅惑の旅では、後継者たちの豊かな創造性にもクローズアップし、クリスチャン・ディオール同様、彼らもつねに世界の様々な文化からインスピレーションを受けたことが示される。

■関連情報
・クリスチャン ディオール 公式HP:https://www.dior.com/ja_jp
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