【11月24日 AFP】ボクシング、元世界クルーザー級王者のトニー・ベリュー(Tony Bellew、英国)が、現役引退を表明した。2週間前には、オレクサンドル・ウシク(Oleksandr Usyk、ウクライナ)との統一王座戦で敗れていた。

 35歳のベリューは自身のツイッター(Twitter)に投稿した動画の中で、「ついにリングを去り、最後のゴングが鳴るときが来た。これまで私を応援してくれた皆さんに感謝したい」と語り、グローブを置くことを宣言した。

「きょう、正式に引退したことを発表する。もうこれ以上ファイトをすることはない。これから皆さんが目撃するのは、私が良識的で行儀良く振る舞う姿だけだ」

 世界ヘビー級でデビッド・ヘイ(David Haye、英国)から挙げた2勝を含め通算34戦中30勝を記録しているベリューは、イルンガ・マカブ(Ilunga Makabu、コンゴ民主共和国)を倒した2016年のWBCクルーザー級タイトルマッチが、キャリア最高の試合だったと語った。(c)AFP