■再建請負人

 フランスで長年、「コストキラー」の異名で呼ばれているゴーン容疑者は、タイヤメーカー「ミシュラン(Michelin)」でキャリアをスタートさせた。ブラジルでの任務を経て瞬く間に昇進し、北米事業の業績回復によって名声をものにした。

 1996年にルノーにスカウトされ、当時の同社CEO、ルイ・シュバイツァー(Louis Schweitzer)氏の下で働く。国営だったルノーのスリム化、効率化を押し進め、同社の黒字回復に貢献した。

 そのわずか3年後、ゴーン容疑者はルノーが事実上買収した日産グループのトップとして送り込まれる。その際、ルノーと同様の成果を2年以内に上げることが目標とされたが、ゴーン容疑者は1年も経たないうちにそれを実現した。(c)AFP/Daniel ARONSSOHN