【11月15日 AFP】サッカーアルゼンチン代表の伝説的選手であるディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏は、リオネル・メッシ(Lionel Messi)のことを「愛している」と話し、自身が同選手を批判したというコメントを「誤りだ」と明かした。

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 マラドーナ氏は14日、スペインのスポーツ紙マルカ(Marca)に対し「レオ(メッシの愛称)は友人の一人であり、私は友人のことを一度たりとも悪く言ったことはない」と約束した。

 マラドーナ氏は先月、「(メッシは)リーダーではなく、試合前に20回もトイレに行く選手をリーダーに据えても無意味だ」とメキシコのFOXスポーツ(Fox Sports)に語った内容が引用された。

 しかし、マラドーナ氏は同紙に対し「それはすべて誤りだ」と話した。

「私が言ったのは、レオは驚異的であるということだけ。20回トイレにいく選手はいたが、レオのことを引き合いに出してはいない」

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)でアルゼンチンが敗退してから、メッシは3か月連続で国際親善試合を欠場しているが、マラドーナ氏は同選手が代表チームに戻ってくることを懇願している。

「彼は戻るべきだと思う。もしそうならなかったら、われわれは困ってしまうからね」

 1986年のW杯(1986 World Cup)でアルゼンチンに優勝をもたらしたマラドーナ氏は現在、メキシコ2部リーグのドラドス・シナロア(Dorados de Sinaloa)で監督を務めている。(c)AFP