【11月7日 AFP】サッカーフランス・リーグ1のボルドー(FC Girondins de Bordeaux)が、米投資ファンドのGACPグループ(GACP group)によって買収されたことが、クラブの前オーナーにより発表された。

 1999年から経営権を持っていたテレビ局「M6」が6日、取引の「完了」を発表した。これにより、10月中に売却が15日間先送りになるなど、数か月続いた長い交渉に終止符が打たれる。クラブの新会長には、パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)で本部長補佐を務めたフレデリック・ロンゲペ(Frederic Longuepee)氏が10月に就任している。

 米国企業にフランスのクラブが買収されるのは今回が初めてではなく、パリ・サンジェルマンは2006年から2011年にかけてカリフォルニア州に拠点を置く投資ファンド、コロニー・キャピタル(Colony Capital)が所有した後、現在のカタールのオーナーに買収された。

 GACPのジョセフ・ダグロサ(Joseph DaGrosa)会長は「新たな最高経営責任者(CEO)であるフレデリック・ロンペゲ、選手、ファン、そしてボルドーの町と協力しながら、この偉大なクラブのポテンシャルを最大限に引き出せる日を楽しみにしている」と述べた。

 ボルドーは18-19シーズンのリーグ1で11位につけている。(c)AFP