【11月6日 AFP】オーストラリアの人気観光地グレートバリアリーフ(Great Barrier Reef)にあるウィットサンデー諸島(Whitsunday Islands)で5日午後、男性(33)がサメに襲われて死亡した。当局が6日、明らかにした。

 豪ABCによると、男性は両脚と片腕に重傷を負い、ヘリコプターで豪州本土の病院に運ばれたが、死亡が確認された。

 同海域では今年9月にもオーストラリア人の女性と少女(12)が相次いでサメにかまれ重傷を負い、当局はわなを仕掛けてサメ数頭を駆除していた。

 ウィットサンデー諸島はグレートバリアリーフの中心部に位置し、風光明媚(めいび)な景色が広がる観光地。ABCによると、同諸島付近でサメが人を襲うのはまれで、ここ最近では8年前にあった事故が最後だったという。(c)AFP