【11月1日 AFP】男子テニス、パリ・マスターズ(Rolex Paris Masters 2018)は31日、シングルス2回戦が行われ、大会第10シードの錦織圭(Kei Nishikori)はアドリアン・マナリノ(Adrian Mannarino、フランス)を7-5、6-4で下し、16強入りを果たした。

 錦織は3回戦で、前週のエルステ・バンク・オープン(Erste Bank Open 2018)決勝で敗れたケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)と対戦する。第7シードのアンダーソンは同日、ニコラス・バシラシビリ(Nikoloz Basilashvili、ジョージア)を6-3、6-7(3-7)、7-6(7-3)で下している。

 2015年以来の出場となっている第3シードのロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)は、対戦予定だったミロス・ラオニッチ(Milos Raonic、カナダ)が肘のけがを理由に棄権したことで、3回戦から登場することになった。

 世界ランキング3位のフェデラーは、こちらもマートン・フチョビッチ(Marton Fucsovics、ハンガリー)の棄権を受けて3回戦に駒を進めた第13シードのファビオ・フォニーニ(Fabio Fognini、イタリア)と顔を合わせる。

 その他の試合では、これが今季70試合目になった第4シードのアレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)がフランシス・ティアフォー(Frances Tiafoe、米国)に6-4、6-4で勝利し、前年覇者で第16シードのジャック・ソック(Jack Sock、米国)はリシャール・ガスケ(Richard Gasquet、フランス)に6-3、6-3のストレート勝ちを収めている。

 また、今大会で米国の伝説的選手であるアンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏をチームに加えている第9シードのグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)は、ロベルト・バウティスタ・アグト(Roberto Bautista Agut、スペイン)に7-6(12-10)、6-4で勝利した。

 第6シードのドミニク・ティエム(Dominic Thiem、オーストリア)はジル・シモン(Gilles Simon、フランス)を6-4、6-2で破り、ATPワールドツアー・ファイナルズ(ATP World Tour Finals 2018)に出場する可能性を高めた。ティエムは3回戦で第11シードのボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)と対戦する。(c)AFP