【10月25日 AFP】米ネバダ州アスレチック・コミッション(NAC)は24日、総合格闘技大会「UFC(Ultimate Fighting Championship)」のライト級タイトルマッチで乱闘騒ぎを起こしたハビブ・ヌルマゴメドフ(Khabib Nurmagomedov、ロシア)とコナー・マクレガー(Conor McGregor、アイルランド)について、調査が終了するまで出場停止処分を継続すると発表した。

 すでに10日間の暫定処分を受けていたヌルマゴメドフとマクレガーの2人について、NACはこの日、処分の継続を満場一致で決定。その上でアンソニー・マーネル(Anthony Marnell)会長は、12月10日に行われるヒアリングに出席するよう両選手に命じた。

 2人に対する処分は、今月6日に米ラスベガスで行われた試合後に発生した乱闘に対するもの。試合は無敗王者のヌルマゴメドフがリアネイキッドチョーク(裸絞め)で一本勝ちを収めている。

 また、これまでヌルマゴメドフのファイトマネー200万ドル(約2億2400万円)は試合直後から差し押さえられていたが、5人で構成されるNACの理事会はこの日、その半分の解除を承認している。(c)AFP