【10月23日 AFP】スペイン1部リーグに所属するレアル・マドリード(Real Madrid)のフレン・ロペテギ(Julen Lopetegui)監督は、不調のチームを好転させるために戦うつもりだと述べたが、28日に行われるFCバルセロナ(FC Barcelona)との「エル・クラシコ(El Clasico)」で自身がチームを率いているかどうかについては確約できなかった。

 W杯ロシア大会(2018 World Cup)の開幕前日にスペイン代表の監督を解任されたロペテギ監督は、レアルの新指揮官に就任してから4か月しか経過していないが、その去就は不確かなものになっている。

 ここ5試合は勝利から見放され、直近3試合で3連敗しているレアルは23日、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2018-19)でヴィクトリア・プルゼニ(Viktoria Plzen)と対戦する。

 22日に行われた記者会見で、ロペテギ監督は「このクラブに関して私が学んだことは、戦うということだ。それがこのチームのDNAである」と話した。「それこそが、選手とコーチングスタッフが一丸となって、われわれがやろうとしていることだ。結果が出ていないのは知っているが、この状況を好転させたい。戦うつもりだ」

 また、週末に敵地カンプ・ノウ(Camp Nou)で予定されているバルセロナ戦で指揮を執ることになるか知っているかと問われたロペテギ監督は、「自分に言えるのは、私は今ここにいるということだけ。現時点で、私はこのチームの監督だ」と答えた。

「もし1か月後、あるいは1年後にどうなっているかと聞かれても、何も言えない。われわれは現在に集中している」