【9月14日 CNS】中国で「00後」と呼ばれる2000年代生まれの第一世代が、大学に入学した。中国のモバイル出会い系アプリ陌陌(MOMO)は、数万人の大学生を対象にアンケートを実施し、「大学生ソーシャルレポート」をまとめた。

 それによると、今年大学に入学した1年生のうち71.4%が、入学前にSNSで大学の同級生とつながったと答えた。また、大学生の45.2%は、ソーシャルアプリを毎日5時間以上使用していると回答。海南省(Hainan)、北京、上海の大学生は、毎月の交際費が2000元(約3万3000円)を超えると答えた割合が高かった。大学生の1学期の関心事項トップ3は、「友人関係」「恋愛」「勉強」だった。

 レポートによると、大学生が使用するアプリトップ3は「ソーシャル」「動画」「ゲーム」。毎日5時間以上ソーシャルアプリを使用する大学生のうち、女子が54.0%と過半数を占めた。

 ソーシャルアプリを利用する目的は、「友達を見つける」68.1%、「暇つぶし」48.0%、「友達との連絡」46.9%、「自分のコミュニケーション能力を高める」34.1%、「世の中のことを理解する」28.8%だった。

 また、「個人情報をアプリでシェアすること」については、46.0%が「誰とでもシェアしたい」と回答。27.6%が「知っている人とだけシェアしたい」と答えた。「誰ともシェアしたくない」という回答も26.4%あった。

 海南省、北京、上海の大学生のうち、毎月の交際費が2000元を上回ると回答したのは、大学1年生(16.1%)と4年生(19.1%)で、2年生(12.1%)、3年生(10.7%)より高かった。(c)CNS/JCM/AFPBB News