【7月2日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)でここまで2試合に出場し5ゴールを挙げているイングランド代表の主将ハリー・ケイン(Harry Kane)は、ピッチに足を踏み入れるたびに得点することができると信じていると語った。

 ケインは今大会の得点ランキングで首位に立っているが、0-1で敗れたベルギーとの一戦では控えのまま起用されなかった。この試合の結果イングランドはグループGを2位で通過したが、ケインは3日に行われる決勝トーナメント1回戦のコロンビア戦をフレッシュな状態で迎えることになる。

 そして、最後に出場したパナマ戦でハットトリックを記録したケインは、モスクワでもその状態を維持できると確信している。

「もしベルギー戦に出場していてそこで得点できなかったとしても、おそらく自分は『直近の試合で得点できなかっただけじゃないか』と考えるだろう。でもハットトリックという結果を残してきているし、重要なコロンビア戦に臨む準備はできている」

「今は、試合に出場するたびに得点ができると考えている。特に自分のもとにボールがこぼれてきたり、流れが傾いたりしたときはね」

 またケインは、個人的な名誉よりもW杯のトロフィーを掲げることの方が優先順位が高いことに変わりはないと主張した。

「得点王に輝くことができれば素晴らしいけれど、自分はまだここにいる。もし大会に長く居続けられれば、自分にとって素晴らしい機会になるだろう」

「自分の目標は得点王になることではなくて、この大会で優勝することだ。それがずっと目標だった。もし得点王になることができれば完璧だけれど、目指しているのはチームを手助けすることなんだ」

「もし自分のゴールがチームを助けることになれば素晴らしいね。もし得点できなかったとしても、ピッチを走り回って一生懸命にプレーし、アシストしようとするさ。それができるすべてのことだ」 (c)AFP