【6月29日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)でベスト16入りを果たしたコロンビア代表のホセ・ペケルマン(Jose Pekerman)監督は28日、セネガルに1-0で勝利した試合で負傷交代したハメス・ロドリゲス(James Rodriguez)の状態が気がかりであることを明らかにした。

 数的不利を強いられて1-2で敗れた日本との大会初戦で、ロドリゲスはふくらはぎの負傷によりベンチからの出場だったものの、ポーランドに3-0で快勝した試合では決定的な仕事をみせていた。しかし、サマラ(Samara)で行われたこの日の試合では、前半31分に負傷交代し、ペケルマン監督は主力選手を1人欠いた状況での采配を余儀なくされた。

 ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)でプレーするロドリゲスの状態について、ペケルマン監督はふくらはぎの故障が再発した可能性を否定せず、「とても気がかりだ。チームにとって厳しい状況になる」とコメントした。

「起きたことすべてに影を落とすリスクを考えると、この話題を会見で話したくはなかった。ただ一つ言えるのは、われわれにとって都合の良い状況ではないということだ」

 コロンビアメディアは、ロドリゲスは新たな箇所を痛めたと伝えているが、ペケルマン監督は「現時点で情報はなく、認めたり否定したりすることもできない」と話している。

「彼は27日まで普段通りに練習を行い、終わったあとはいつものようにFKとPKの居残り練習をしていた。コンディションは万全だった。だけど現時点でどうなのかはわからない。検査結果が良い知らせであることを祈っているよ」(c)AFP