【6月11日 AFP】2018年サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)前最後の国際親善試合でオーストリアに3-0と勝利したネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)らブラジル代表チームが11日未明、ロシアの地に上陸した。

 ロシアとサウジアラビアによるモスクワでのW杯開幕戦が14日に近づくなか、5回の優勝経験を誇るブラジルは午前3時前(日本時間11日午前9時前)に、黒海沿岸のリゾート地でキャンプ地となるソチ(Sochi)に到着した。

 ウィーンで勝利したオーストリア戦でネイマールが3か月ぶりに先発出場し得点を挙げたことで、ブラジルの選手たちは自信を高めた状態での移動となった。

 ブラジルのチッチ(Adenor Leonardo Bacchi aka Tite)監督はチームがより客観的な状態になりうると話す一方で、「このチームをとても誇りに思っている」と述べた。

「ネイマールの限界を私は知らない。彼の技術的、創造的な能力は印象的なものだ」「アタッキングサードに彼がいれば、脅威的な存在になる」

 本大会でグループEに入ったブラジルは最新の世界ランキングで現世界王者のドイツに次ぐ2位につけており、17日にW杯初戦でスイスと対戦し、その後コスタリカ、セルビアとも顔を合わせる。(c)AFP