【6月10日 AFP】サッカーW杯ロシア大会(2018 World Cup)に臨むコロンビア代表は9日、左SBのフランク・ファブラ(Frank Fabra)が膝の重傷でチームから離脱したことを発表した。初めてのW杯出場を目指していたファブラだが、チームがロシア入りする直前で無念の離脱となった。

 アルゼンチン1部リーグのボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)でプレーするファブラは、イタリア国内で行っていた練習中に負傷。コロンビアサッカー連盟(FCF)の発表によれば前十字靱帯(じんたい)断裂の重傷で、専門家によれば復帰までは4か月から6か月かかるという。

 ファブラは自身のインスタグラム(Instagram)で「闘い、懸命に努力して、治療を目指したが、僕の心は粉々に砕けた」と失意に沈んだ。

 その後チームは、ファブラに代わるメンバーを発表し、予想通りパラグアイのオリンピア・アスンシオン(Club Olimpia Asuncion)に所属するファリド・ディアス(Farid Diaz)が予備登録メンバーから追加招集された。

 グループHに入っているコロンビアは、19日のチーム初戦で、日本とサランスク(Saransk)で対戦。その後ポーランド、セネガルと顔を合わせる。(c)AFP