【6月2日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に所属するロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)は1日、ポーランド代表のキャプテンとして臨むW杯ロシア大会(2018 World Cup)では「地味な仕事」もする準備があると述べ、母国をグループHの首位に導くための戦略についても明かした。

 29歳のレワンドフスキはポーランド通信(PAP)がウェブサイトに掲載したインタビューの中で「チームを助けるような地味な仕事をしなければならないときがあるということは理解している」「本大会での対戦相手は私に注視し、私を止めることに集中してくるだろう。それでも、私をマークする選手が1人、2人いたときに自分がやるべきことは、チームメートが得点できるチャンスをつくることだ」と語った。

 また、現在はポーランド南部のアラモフ(Arlamow)でトレーニングを行っているレワンドフスキは、準々決勝で敗退した欧州選手権2016(UEFA Euro 2016)に言及して「これがわれわれのやり方だ。フランスでもこうしていた」とすると、「ライバルチームが私により注視してきたときに使う新しい戦術の準備をしなければならない」「キャプテンとして、どんな時でもチームのことを考えるつもりだ。チームのためになることが最も重要。それこそが監督が求めることである」と続けた。

 1974年と1982年のW杯でマークした3位という成績を上回りたいという大きな野心を抱いてロシアに向かうポーランドは、アダム・ナヴァウカ(Adam Nawalka)監督の下、今大会ではグループを突破するだけの現実的な可能性を持っている。ポーランドは19日にモスクワでセネガルと初戦を戦い、その後コロンビア、日本とそれぞれ対戦する。(c)AFP