【6月1日 AFP】マイク・ポンペオ(Mike Pompeo)米国務長官は31日、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン、Kim Jong Un)朝鮮労働党委員長の右腕とされる金英哲(キム・ヨンチョル、Kim Yong-Chol)党副委員長が6月1日に米首都ワシントン入りし、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領に正恩氏からの親書を渡すことを明らかにした。

 ポンペオ長官は、米ニューヨークで金英哲氏との協議に臨んだ後の記者会見で、6月12日の米朝首脳会談の実現に向けた協議に「真の進展」があったと説明。北朝鮮は「戦略の転換を熟慮している」と話した。

 トランプ氏はこれに先立ち、「親書の内容を目にするのを楽しみにしている」と述べ、楽観的な見方を示唆。ポンペオ長官と金英哲氏との協議が「大変順調に」進んでいるようだとの見解を示していた。(c)AFP