【5月29日 AFP】サッカー国際親善試合は28日、各地で行われ、オリヴィエ・ジルー(Olivier Giroud)とナビル・フェキル(Nabil Fekir)が得点を記録したフランスが2-0でアイルランドに快勝し、W杯ロシア大会(2018 World Cup)へ弾みをつけた。

 スタッド・ド・フランス(Stade de France)で行われた一戦で、フランスはイングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)でプレーするジルーが先制点を挙げると、前半終了間際にはフランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)で主将を務め、リバプール(Liverpool FC)移籍のうわさが取りざたされているフェキルが追加点を奪った。

 ディディエ・デシャン(Didier Deschamps)監督が指揮を執るレ・ブルー(Les Bleus、フランス代表チームの愛称)は、ロシア遠征前に3試合の親善試合を予定しており、その最初の試合で快勝。来月1日にはニースでイタリア戦、同9日にはリヨンで米国戦が控えている。

 W杯本大会では同16日にロシア・カザニ(Kazan)でオーストラリアとの初戦を迎えるデシャン監督は「きょうの試合はすべて期待通りとはいかなかったかもしれないが、よくボールをコントロールしてハーフタイム直前に突破口を開いた。動きが良くて収穫がたくさんあった」と述べた。(c)AFP/Andy SCOTT