【4月28日 AFP】サッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ(Diego Maradona)氏が、アラブ首長国連邦(UAE)の2部リーグに所属するアル・フジャイラ(Al-Fujairah)の監督を辞任したことが分かった。同氏の代理人が27日、明らかにした。

 現役時代はアルゼンチン代表としてW杯(World Cup)制覇を経験するなど、サッカー界のレジェンドであるマラドーナ氏だが、自身が指揮するアル・フジャイラはこの日行われた試合で1部昇格を逃した。

 代理人を務めるマティアス・モルラ(Matias Morla)氏は、今回の決定はクラブとの「相互合意」だとした上で、マラドーナ氏がアル・フジャイラの今後の「幸運」を祈っていることも付け加えた。

 現在57歳のマラドーナ氏は、昨年5月にアル・フジャイラの指揮官に就任。3年ぶりとなるクラブの1部復帰が任務とされたが、27日の試合で引き分けに終わったことで、昇格の条件となる3位以上でのフィニッシュが不可能となっていた。(c)AFP