北極海氷にマイクロプラスチック蓄積 「重大な汚染源」に、独研究
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■水道水やボトル入り飲料水にも
英ニューカッスル大学(Newcastle University)の海洋学者、ミゲル・アンヘル・モラレス・マケダ(Miguel Angel Morales Maqueda)氏は、別の解説記事で「北極の多年海氷の融解が気候変動によって加速することは、北極海を覆う海氷中に蓄積された大量のプラスチックが海水柱中に放出されることに合理的に帰着すると考えられる」と述べている。
また最近の別の研究では、人が貝類や甲殻類、水道水やボトル入り飲料水などに含まれるマイクロプラスチックを摂取しているとの警告がなされている。こうしたマイクロプラスチックの健康リスクに関しては、まだ不明なことが多い。(c)AFP/Mariëtte Le Roux