【12月29日 AFP】2017-18アルペンスキーW杯は28日、イタリアのボルミオ(Bormio)で男子滑降第4戦が行われ、ドミニク・パリス(Dominik Paris、イタリア)が1分56秒95のタイムで今季初勝利を挙げた。

 地元大会を制した28歳のパリスに続き、2位には0秒04差でアクセル・ルンド・スビンダル(Aksel Lund Svindal)、3位には0秒17秒差でチェーティル・ヤンスルード(Kjetil Jansrud)のノルウェー勢が入った。

 ステルヴィオ(Stelvio)峠の壮大なゲレンデで、2012年の初勝利から数えてW杯通算9勝目を記録し、今年3月に行われた米アスペン(Aspen)以来の勝利を飾ったパリスは「良いランだったし、コースのコンディションも良かったけれど、攻略するのは難しかった」とレースを振り返った。

 来年2月9日から25日まで開催される平昌冬季五輪が近づくなか、イタリア勢が表彰台に上がるのは男子がこれが今季初となる一方で、女子は計6回を記録している。(c)AFP