【12月4日 AFP】中国スーパーリーグ(1部)の上海申花(Shanghai Shenhua)に所属するカルロス・テベス(Carlos Tevez)は、今月26日のプレシーズンのトレーニング開始までの3週間で、同クラブでの去就問題を解決することになる。

 推定週給が世界最高の73万ユーロ(約9700万円)ともいわれる33歳のテベスは、上海申花が先月中国FAカップ(CFA Cup)を制した際にチームに帯同せず、母国アルゼンチンに帰国していた。

 国内の報道によると、テベスが古巣のアルゼンチン1部ボカ・ジュニアーズ(Boca Juniors)への復帰をもくろむとされる中、上海申花は残留の意思決定は同選手本人次第と述べたという。

 ウェブサイトの「Transfermarkt」は、今年1月に加入後リーグ戦で4得点を挙げたテベスと上海申花との契約はあと1年残っているとしている。

 テベスを含めた上海申花の選手は、新シーズンに向けたトレーニングのため今月26日に再集合することが見込まれているが、テベスがその期日を守るか否かは不明となっている。

 テベスはシーズンの半分を欠場するなどして中国のファンからあざ笑われ、何かあるたびに母国へ戻りたがることから「重度のホームシック少年」のレッテルを貼られている。(c)AFP