【11月10日 AFP】ロシア中部イジェフスク(Izhevsk)で9日、9階建て集合住宅の一部が崩落し、少なくとも子ども1人を含む3人が死亡、3人が負傷した。ガス爆発が原因とみられている。当局が明らかにした。

 崩落があったのは夕方で、現場からの映像には、すべての階の居室が崩れ落ちてがれきとなり、ほこりが舞い上がる様子が捉えられている。8部屋が完全に破壊され、救助隊員220人が生存者の捜索に当たった。

 非常事態省当局者は国営タス通信(TASS)に対し、崩落部分には28人が住んでいたが、事故発生時に部屋にいたのは「多くても10人から15人」だったと説明している。

 同国では、主にソビエト時代の古い建物などで、ガス漏れが原因の爆発が頻繁に発生している。(c)AFP