【9月18日 AFP】女子ゴルフ、米国ツアーメジャー最終戦のエビアン選手権(The Evian Championship 2017)は17日、仏エビアン・レ・バン(Evian-les-Bains)のエビアンリゾート・ゴルフクラブ(Evian Resort Golf Club)で最終日が行われ、宮里藍(Ai Miyazato)は通算1オーバー32位タイで現役最後の大会を終えた。

 米ツアーで12年間プレーし、通算勝利数は日本と欧州を合わせて計25勝を誇る宮里は、現役最後のラウンドを73で回り、スコアを2つ落とした。

 元世界ランキング1位の宮里は、メジャーに昇格する前の同大会で2勝を挙げており、ラウンド終了後には「ここで現役最後を迎えることは、私にとって大きな意味があります。18番グリーンでは友人の姿が見えたので、泣きそうになりました」と話し、「たくさんの友人、そしてLPGAツアーに関わるすべての人たちのことがこれから恋しくなると思う」と語った。

 大会はブリタニー・アルトメア(Brittany Altomare、米国)とのプレーオフを制したアンナ・ノードクイスト(Anna Nordqvist、スウェーデン)が優勝した。ノードクイストは最終日を4バーディー、2イーグル、3ボギーで回り、2009年の全米女子プロ選手権(McDonald’s LPGA Championship 2009)以来となるメジャー制覇を果たした。(c)AFP