【8月1日 AFP】パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)への移籍がうわさされるFCバルセロナ(FC Barcelona)のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が7月31日、中国・上海(Shanghai)で行われたファッションイベントに登場し、レッドカーペットの上を歩いた。

 史上最高額となる2億2200万ユーロ(約288億円)の移籍金でPSGが獲得を目指す中、25歳のブラジル代表FWは先日、遠征先の米マイアミ(Miami)で新加入のネルソン・セメド(Nelson Semedo)と練習中に小競り合いを起こし、周囲からはバルセロナ退団をささやく声が高まっていた。

 移籍のうわさについて固く口を閉ざしているネイマールはこの日、プロモーションイベントで中国を訪問。到着後には中国版ツイッター(Twitter)の「新浪微博(Sina Weibo)」で「ニーハオ(こんにちは)、中国!ネイマールです。たった今中国に着きました」とファンへ向けたメッセージをつづった。

「今は上海にいます。中国のすべてのファンの皆さまにハグをしたい。いつも応援ありがとうございます」

 PSGによるネイマール獲得の動きは、スペイン国内で怒りを呼んでおり、スペイン・プロサッカーリーグ機構(LFP)のハビエル・テバス(Javier Tebas)会長は、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反で欧州サッカー連盟(UEFA)に不服を申し立てることも辞さないと話している。(c)AFP