【7月22日 CNS】中国の安徽省(Anhui)ジョ州市(Chuzhou)郊外電力会社の技術スタッフは17日、37℃の炎天下で、同市の南ショウ区(Nanqiao)常山郷(Changshanxiang)にある電圧35キロボルトを供給する変電所で容量増設工事を行い、主変圧器の容量を6000キロボルトアンペアから20000キロボルトアンペアまで増やした。

 連日続く高温の影響で、同市内の使用電力量は爆発的に増加。同電力会社管内では234.2万キロワットとなり、この夏最初のピークを迎えた。

 安定した電力を安全に供給するため、現地の電力部門が技術スタッフを派遣。放射温度計を使用して重要な変電設備の検査を行い、重い負荷がかかっている電圧機に対して即時に容量を増やす工事を実施し、「焼肉の鉄板のような暑さ」の天気下でも安定した電気供給の持続を確保した。

 同市気象局はこの日、今年初めての「高温オレンジ警報」(24時間内に最高気温が37度以上)を発表した。(c)CNS/JCM/AFPBB News