【7月15日 AFP】ゴルフ・ダイジェスト(Golf Digest)誌は14日、全米女子プロゴルフ協会(LPGA)が次週から新たに厳しい服装規制を設け、胸元の開いたトップスやジーンズなどの着用が禁止されると報じた。

 LPGAのビッキー・ゲッツ・アッカーマン(Vicki Goetze-Ackerman)会長から2週間前に送信された電子メールを引用する形で、同誌は次週米オハイオ(Ohio)州トレド(Toledo)で開催されるマラソン・クラシック(Marathon Classic presented by Owens Corning and O-I 2017)から規則違反となる服装の概要を伝えた。

 服装違反となるのは襟なしや胸元の開いたトップスをはじめ、ジョガーパンツ、ジーンズ、そしてスカートか短パンなしでのレギンスなどが含まれているとされている。加えて、スカートや短パンは「立っている時や膝を折り曲げた際に、常に下着をはいている部分が見えない長さでなければならない」とされている。

 メールではプロアマの交流パーティーでの服装にも言及されており、ドレッシーなジーンズは許容範囲とされる一方で、カットオフやダメージ加工のものは禁止され、ゴルフウエアは「ノーと言われない限り」は容認されるという。

 また、今回の新たな規則についてウエアスポンサーに通知するのは選手の「義務」とされており、ドレスコードを破ると1回につき1000ドル(約11万円)の罰金が科され、違反を重ねるごとに倍増するとされている。

 LPGAはゴルフ・ダイジェスト誌に掲載された声明で、ドレスコードは「微調整を重ねながら、ファッショントレンドの変化に対応していく」と述べている。(c)AFP