ミニカラオケ、潜在力を秘めた市場
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【6月27日 CNS】ガラスに囲まれた小さな部屋に、椅子、マイク、ヘッドホンがそれぞれ二つと、大きなモニターとタッチパネルがそれぞれ一つ。これが最近流行りのミニカラオケである。シェアリング・エコノミーの風潮に乗り、こうした小さなカラオケボックスが全国で増えており、若者に人気だ。
多くはショッピングセンターや映画館、地下鉄の連絡通路などに設置され、大きさや見た目も様々である。
ウィチャット(WeChat)からQRコードをスキャンしてログインして歌を予約、お金を払うと歌える仕組みだ。防音効果も文句なしだ。
室内の空調も適温に設定されており、小さなテーブルが置いてあるカラオケもある。また自分の歌を録音して、ウィチャットへ送信するシステムを完備しているところもある。
費用は様々だ。曲数に応じて支払うものと時間に応じて支払うものがあるが、基本的には現地の消費水準に合わせた価格設定になってはいるものの、多くのユーザーが比較的高価だと感じており、普通のカラオケボックスと変わらないという意見もある。
苦情も多い。特に、プライバシーに関する問題。室内が外からまる見えなので、安心して歌えないという利用客も多い。
また、歌の検索が面倒だという声や、登録されている楽曲が少ないという利用客の声もある。
現在の利用客の多くは学生。設置場所やサービスが改善すれば、新たなビジネスへと発展するだろう。(c)CNS/JCM/AFPBB News