【6月14日 AFP】サッカー2018年W杯ロシア大会(2018 World Cup)アジア最終予選が13日、各地で行われ、グループAのシリアは試合終了間際にアフマド・アルサリフ(Ahmad Al-Salih)がゴールを決め、中国と2-2で引き分けた。

 前日の試合でウズベキスタンが敗れたため、3位に近づく大きなチャンスを手にしていた中国は、PKで先制されながらも逆転に成功して2-1とリードしていたが、土壇場でアルサリフにゴールを許して勝利を逃した。

 前半12分にマハムード・アル・マワス(Mahmoud Al Mawas)のPKでシリアに先制を許した中国は、後半23分にガオ林(Gao Lin)のPKで同点とすると、同29分には呉曦(Xi Wu、ウー・シー)がボレーを決めて最終予選2勝目を手にしたかにみえた。しかし、シリアは試合終了間際にアルサリフが直接FKを沈めた。

 マルチェロ・リッピ(Marcello Lippi)監督が指揮を執る中国は、プレーオフに回る3位ウズベキスタンを勝ち点差6、得失点差4で追っている。一方、シリアはグループ4位をキープし、残り2戦でウズベキスタン、カタールと対戦する中国は最下位となっている。(c)AFP