【5月27日 AFP】米国防総省は26日、南シナ海(South China Sea)上空を飛行していた米軍哨戒機に中国軍の戦闘機2機が異常接近したと発表し、「危険でプロらしくない」行為だったとして懸念を表明した。

 国防総省のゲイリー・ロス(Gary Ross)報道官によると、米海軍のP3哨戒機が国際空域を飛行していたところ、中国のJ10戦闘機2機が異常接近してきた。米哨戒機の乗員らは「危険でプロらしくない」行為だと思ったが、任務は妨げられることなく継続できたという。

 ロス報道官は「この出来事に関する事実の調査を続け、適切なチャンネルを通じて中国政府に対しわれわれの懸念を伝達する」と述べた。(c)AFP