【5月11日 AFP】16-17NBAは10日、プレーオフのイースタンカンファレンス準決勝(7回戦制)が行われ、ボストン・セルティックス(Boston Celtics)が123-101でワシントン・ウィザーズ(Washington Wizards)に快勝し、シリーズ対戦成績を3勝2敗として決勝進出に王手をかけた。

 エイブリー・ブラッドリー(Avery Bradley)がポストシーズン自己最多となる29得点の活躍をみせたセルティックスは、12日の第6戦に勝利すればクリーブランド・キャバリアーズ(Cleveland Cavaliers)とのカンファレンス決勝に進出できる。

 セルティックスとウィザーズは今季9度対戦しているが、すべてホームチームが勝利しており、セルティックスは本拠地ボストン・ガーデン(Boston Garden)での対ウィザーズ戦の連勝を8に伸ばした。

 試合開始直後はウィザーズが4点を先取したものの、セルティックスはそこから一気に16得点を奪取し、その後はウィザーズに追いつかれることはなかった。

 腰に痛みを抱えるブラッドリーは、前半だけで25得点を稼ぎ出すと、第3クオーターの途中からベンチで戦況を見守った。セルティックスではアル・ホーフォード(Al Horford)が19得点7アシスト6リバウンドを記録し、アイザイア・トーマス(Isaiah Thomas)とジェイ・クロウダー(Jae Crowder)はそれぞれ18得点を挙げている。

 セルティックスはまた、この試合で3ポイントシュートを33本中16本を成功させ、ポストシーズンで6試合連続3ポイントシュートを10本以上成功した史上6チーム目となった。

 一方、ウィザーズはジョン・ウォール(John Wall)が21得点でチームをけん引し、ブラッドリー・ビール(Bradley Beal)は16得点、オットー・ポーター(Otto Porter)は13得点を記録。しかし、ウォールとビールのフィールドゴール(FG)が合計36本中14本成功にとどまり、3ポイントシュートも7本中2本しか決まらなかった。(c)AFP