【5月9日 AFP】ビル・クリントン(Bill Clinton)元米大統領が、ベストセラー作家のジェームズ・パターソン(James Patterson)氏と共同で、ホワイトハウス(White House)の内幕を描いた自身初のスリラー小説を執筆していることが8日、出版社の発表により明らかになった。

 題名は「The President is Missing(大統領が行方不明)」。2018年6月にアルフレッド・A・クノップ(Alfred A. Knopf)とリトル・ブラウン・アンド・カンパニー(Little, Brown and Company)から刊行される予定だ。両社は「大統領にしか知り得ない内部事情が描かれる」としている。

 クリントン氏は「大統領の職務やホワイトハウスでの生活、ワシントンの流儀について私が知っていることをもとに、在職中の大統領について本を書くことは非常に面白い」と述べ、パターソン氏との共同作業は「素晴らしい」体験だと語っている。(c)AFP