【4月24日 AFP】(更新)16-17オランダ・エールディビジは23日、第32節の試合が行われ、PSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)とアヤックス(Ajax)の一戦は、スタジアムが濃い煙に覆われたため一時中断となった。

 後半開始からおよそ5分後、サポーターが火を付けた発煙筒により黒い煙のうねりながら立ちこめたため、主審は試合を一時中断。その後まもなくゲームは再開されたものの、目を見張るようなもうもうたる煙の写真や映像は、ソーシャルメディアに拡散した。

 オランダ通信(ANP)によると、観客10人と警備員4人が呼吸器や目の痛みを訴えているという。また、煙を発生させる複数の仕掛けを設置した35歳の男が逮捕されている。

 昨季王者のPSVは前半25分、ユルゲン・ロカディア(Jurgen Locadia)がこの試合唯一の得点を挙げて試合を制し、2013-14シーズン以来となる通算34度目の優勝を目指すアヤックスに痛手を負わせた。

 同日行われた試合で首位フェイエノールト(Feyenoord)が勝利したことで、2位アヤックスとの勝ち点差は4に開いた。PSVはさらに同3差の3位につけている。(c)AFP